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答:どこがヘン? 20060222

考え中のまま置いているうちに解答が出てしまった。
答:どこがヘン? 20060222(目録を学ぶblog)

前に書いた自分の解答

・・・まったく違いますね。

答えは「PYHSのページ数とサイズの順番が違う」ということだそうで。
言われてみれば、その通りだ。言われなきゃわかんないようじゃ仕方がないが。
勉強も兼ねて調べておくと(といいつつ解答に載せてあるリンク先を読んだだけ)、PHYSフィールドの記述については
2.2.4 B 〔記述文法〕
PHYS:数量△:△その他の形態的細目△:△大きさ△+△付属資料
(目録システムコーディングマニュアル)
という順番と区切りになっている。
さすがにこの書誌をコピーするときには気づくだろうと思うんだけど、まったく気づかなかったのだし自信ないなあ。。。コピーカタロガーとしてすら危うい目録知識、まずいね。

しかし、自分の解答ではとんでもなく的外れなところが気になっていたわけで・・・いよいよこのblogの本来の目的である、怪しい書誌を公開して進んで恥ずかしい思いをするエキサイティングな展開になってきた(違
# by nclog | 2006-03-01 12:42 | 目録法

昨日飲みに行った時の話題の断片

日付が変わったから、一昨日になった。

・日本では、論文が図書に収録されているケースがけっこうある→論文集のような図書にはCWは必須、でないと使えない
・OCLCではNOTEも検索できる→複製情報などがきちんと書いてあると原本までたどれて便利
・資料の内容に関する情報をもっと記述しましょうという話
・Webcat Plusのような内容情報による検索は、記述された情報が多ければ多いほど精度が上がる
・デジタル情報のメタデータ作成は本当に検索精度の向上に貢献するか→メタデータは不要な情報にフィルターをかけて検索精度を向上させることを目的としているが、単に情報量を減らしているだけかもしれない
# by nclog | 2006-02-25 00:07 | メモ

問:どこがヘン? 20060222

にわかにペースが上ってきた目録を学ぶblogより新しい問題。
問:どこがヘン? 20060222(目録を学ぶblog)

・・・??わかんないなあ、普通の書誌に見える。
最初に目が行ったのは、ALのヨミで「石川県立」の分かち書き。でもコメント欄にヒントがあって「ヨミじゃないよ」ということだったので、これは違う。うーん。

首をひねりつつ、なにげなく目録を学ぶblogを読み返していたら、最初のところに
無理に正解を出そうとせず、まずは書誌自体をじっくり読んでみるところから始めましょう。
とあった。間違い探しに気をとられすぎてるな。初心に返りましょう。

とりあえず気になったところは、本タイトルとタイトル関連情報は、本当にこうなのか?というところ。この手の資料に慣れていないのでなんとも言えないのだけれど、「山岸十郎右衛門家文書目録 : 越前加賀白山麓十八ヶ村取次元」という本タイトルとタイトル関連情報は、本当にそうなのかという点。文書の目録のような、歴史文書の編纂資料って、たいがい「コレクション名のPTBL+個別の本タイトル」という形になっているような気がする。気がするだけだが。

まあ、あとはTRの責任表示が名前のみというのがあいかわらず気になるんだけど、そういえばこのあいだ書きっぱなしにしたまま調べてないな。今回は個人名じゃなくって団体名だから、なおさら「編」とかつかないと不自然に見える。。。なんか本当に怪しい気がしてきたぞ。だいたいこれってTRが「山岸十郎右衛門家文書目録」なんだから、博物館(の誰か)が本文を書いたわけではないよね。これは責任表示の後ろになにか著作の種類を表す語(最近お気に入りの言葉・笑)がこないとおかしいでしょう。

今考えたのはここまで。コメントに解答として出してみるか。
# by nclog | 2006-02-24 23:56 | 目録法

答:どこがヘン? 20060220

もう解答が出ていた。昼に見たときにはなかったような気がしたんだけど、日付は22日。見落としたかな。
答:どこがヘン? 20060220(目録を学ぶblog)

自分の解答

一応答えはあっていた。ただねー
 なお、「バ」と「ヴァ」は正規化の対象になってないていうか、つまり、「ジャヴァ」で検索しても「ジャバ」はヒットしないので、より上を目指したい人は重ねてVT:VTを作りましょう。
そうか、そこまで調べていなかった・・・ヨミにバリエーションがとか書いてて、「ジャヴァ」という表記もありうるよなーとは思っていたのに・・・手抜きだわ。わりと丁寧に答えたつもりだったので、ちょっとショック。精進します。


・・・しかし今日の昼間は、もう出てしまった解答を一生懸命書いてたのか。あいかわらず抜けてるわ、自分。
# by nclog | 2006-02-24 21:54 | 目録法

問:どこがヘン? 20060220

目録を学ぶblogの3問目。
問:どこがヘン? 20060220(目録を学ぶblog)

TRのヨミで「Java」と「UML」はそれぞれそのままアルファベットで表記するはず。
11.3.2 ヨミの表記
3.ラテン文字,アラビア数字,ギリシャ文字,ロシア文字及び記号等,上記2に規定した文字以外の文字・記号については,原則として,表示されているとおりをヨミとする。(読むときの発音には従わない)
ただし,回次,年次,日付及び順序付を表すローマ数字は,対応するアラビア数字をヨミとする。
(目録情報の基準 第4版)
もしカナのヨミをつけるとしたらVT:VTになると思うんだけど、アルファベット表記のカナ読みなんていくらでもバリエーションがありそうだからやってられないと思うんだよね。それで不要と判断したんだけど、何か根拠がないだろうか。
上記のヨミの表記のすぐ下にはこう書いてある。
発音に従うヨミを必要とするときは,書誌レコードにおいてはVTフィールド(その他のタイトル)に,典拠レコードにおいてはSFフィールド(から見よ参照)に記録する。
その場合の表記法は,NCR1965年版の付録5「かな表記法」3及びNCR1987年版改訂版の標目付則1.3に従う。
(目録情報の基準 第4版)
「発音に従うヨミを必要とするときは」という部分がなんともいえないなあ。11.3.2には他にアルファベットのヨミに関する部分がないので、必要と判断したらつけてもいいと書いてあるように見える。例として
T. S. エリオット T. S. エリオット
(cf. 読むとき:ティーエスエリオット)
こういうものも挙がっているし。ただ、これも勝手に書いてよいわけではないらしく、「その場合の表記法は,NCR1965年版の付録5「かな表記法」3及びNCR1987年版改訂版の標目付則1.3に従う。」と表記法の指定がある。
・・・だんだん面倒になってきた。
NCR1987年版改訂2版の標目付則1.3では、カタカナ表記のゆれを統一するための表記法が書かれている。この表記法に従っていれば、後は自分の知っている範囲で原語の発音をVTとして採用してもよいようだ。

というわけで、問:どこがヘン? 20060220に戻ると、TRフィールドにアルファベットのヨミをカタカナで記載するのは×。ただし、VT:VTにつける分には、表記法に従っていればOK。よって、もし「Java」や「UML」の読みも記載したければ(そして、この場合は記載してあげたほうが親切な気はする)

TR:JavaデベロッパーのためのUML入門 / 丸の内とら著||Java デベロッパー ノ タメ ノ UML ニュウモン
VT:VT:JavaデベロッパーのためのUML入門||ジャバ デベロッパー ノ タメ ノ ユーエムエル ニュウモン

と記述する。

解答編
# by nclog | 2006-02-24 12:49 | 目録法